『RIP』について。③撮影準備

撮影準備開始。

1.で書いた、「何か撮る」と決めたのは4.29日か30日、

2.で書いた、シナリオ(メモっぽい)ができたのが5月3日か4日の事だったと思います。

即それを百々君に送り、5月8日の夜にようやく会いました。


そこで配役についてとなるのですが・・・。

僕はオーディションというのがよくわからない。というか怖い。

撮ってみないと、正直役にあってるかどうかなんてわからない。

このメモ程度のシナリオでもやってくれるという役者さんは、まず正解に決まっている。うんうん。

などという責任逃れした無責任な考えもあったのだろうと思いますが、

運命というには大げさだけど、出会いを信じているという楽観的な性格もありました。

(しかし、結果は超幸運なことにまさにその通りでした。出演者のみなさんに感謝です)

僕「美学校のアクターズ(出身校・映画美学校の俳優コースです)の方にシナリオを送って、やってくれるという方がいたらお願いしようと思うんだけど」

百々君「オッケー、場所とスタッフについては俺が探します」

と決まり、翌日学校経由でアクターズ受講生・修了生に一斉お願いメール。

お返事を頂けた方で、撮影予定が合わなかった方お一人を除いて全員にお会いして、お願いしました。

(夫・タケシ役だけは、直接美学校時代の同期で脚本家の畠山君にスタッフ兼ねてお願いしました)


結果は大正解で、役者は選ばれるのが普通なのではなく、役者が役を選んだ方が正解ということもあるのだろうと今では思っています。

もちろん、出来上がりのうまくいかなかった場合の責任は当然責任者にあるべきですが。


次に場所と機材探し。

これは詳細を省きますが、いつもお世話になっている方々のご厚意でなんとか決まりました。


場所に合わせて、シナリオの柱を少し変えたりして、僕の1番の仕事と言っても良い「スケジュール切り」と、「美術制作」。

結果、役者声かけから二週間足らず、あっという間に撮影となりました。


撮影は人に甘え倒しました。がとにかく僕は溜まりに溜まった思いから、長々と自画自賛をしたいので、次章にします。

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株式会社DrunkenBird

百々保之